PRO-WRESTLING NOAH 鉄人 小橋建太 ~絶対王者への道~ [ 小橋建太 ] 価格:18645円 |
1 ローリングクレイドル
小橋建太の得意技の一つ、ローリングクレイドル。
ただ、この技って、
小橋選手の“最終奥義”みたいな技ではないんですよね。
やっぱり小橋建太といえば、
豪快なチョップ、
剛腕ラリアット、
そして燃えるようなファイト。
だからローリングクレイドルって、
どちらかというと試合の流れの中で飛び出す、
“意外性のある丸め込み技”
という印象でした。
でも私は知っています。
この技で、
本当に3カウントを取った試合があることを。
そしてその時の感想は、
今でも変わりません。
「マジか!?」
です。
だって、結構ゴロゴロ行くんですよ。
1回転、
2回転、
「まだ行く!?」
ってくらい回る。
見ているこっちも途中から、
「これ、相手も小橋も目回るだろ…」
って思っていました。
普通の丸め込みって、
一瞬の切り返しでスパッと決まるイメージじゃないですか。
でもローリングクレイドルは、
なんというか…
“大人が全力でバタバタ転がっている”。
そんな独特の味がある。
しかも小橋選手って体もデカいから、
余計に迫力とシュールさが同居するんですよね。
リングの上で大男二人が、
勢いよくゴロゴロ転がる。
真剣勝負なのに、
どこか可愛らしさすらある。
申し訳ないけど、
当時はちょっと笑っていました。
でも、そんな中でふと思ったんです。
ジャイアントスイングは、
なぜ素直に「すげぇ!」と思えるのか。
例えば、馳浩のジャイアントスイング。
あれはリング中央を大きく使い、
観客が回転数を数え始める。
「1!2!3!…」
って会場全体が一体になる。
そして最後に、
遠心力を使って相手を豪快に放り投げる。
あの瞬間、
会場から自然と拍手が起こるんですよね。
まさにプロレスの醍醐味。
派手で、
分かりやすくて、
会場が盛り上がる。
だから、
「これは凄い技だ」
と自然に納得できる。
でもローリングクレイドルは違う。
リング中央で豪快に魅せるわけでもなく、
ただひたすら密着しながら転がる。
なんなら途中で、
「今どっちが攻めてるんだ?」
ってなる時すらある。
なのに、
なぜか記憶に残る。
そして、
決まると会場がどよめく。
あの独特の空気感は、
ローリングクレイドルにしかありませんでした。
最初は
「なんか小っちゃくバタバタしてるなぁ」
と思っていた技なのに、
気づけば、
「あ、来るか!?」
と期待してしまう。
それが小橋建太のローリングクレイドルだったんですよね。
2 ヒップアタック
価格:4900円 |
言わずと知れた、越中詩郎の代名詞。
あの技を初めて見た時の衝撃は、今でも忘れられません。
だって、リング上で一流レスラーが、
相手に向かって全力でお尻を叩き込むんですよ?
しかも技に入る前、
「ヒップアタックいくぞー!」
と言わんばかりに、自分のお尻を“ポンッ”と叩いてアピールする。
当時の私は、あそこでもう笑っていました。
「いや、そこ叩くんかい!」
と。
シリアスな試合展開の中でも、
あの独特の間と動きだけは、どうしても空気が変わるんですよね。
でも、不思議なことに、
見ているうちに段々とかっこよく見えてくる。
これが越中詩郎の凄さ。
ヒップアタックって、文字だけ見ると完全に色物技なんです。
なのに実際は、
助走、跳躍、高さ、タイミング、
全部が噛み合わないと綺麗に決まらない。
しかも、越中選手のヒップアタックって、
ちゃんと相手の顔面付近にドンピシャで入る。
あれ、冷静に考えると凄まじい身体能力ですよ。
さらに驚くのが、
「あのケツ、めちゃくちゃ硬い」
という話を、多くのレスラーがしていること。
つまり、
ただのお笑い技じゃない。
受ける側からしたら、
“硬い塊”が勢いよく飛んでくるわけです。
そりゃ効く。
そして何より凄いのが、
あの技で本当に3カウントを取っていたこと。
普通、ヒップアタックって
試合の流れを変えるアクセント技だったり、
観客を沸かせるための技になりがちじゃないですか。
でも越中選手は違った。
あの技を、
ちゃんと“武器”として成立させていた。
後にも先にも、
ヒップアタックで観客を沸かせ、
さらに3カウントまで奪える選手は、
越中詩郎くらいなんじゃないかと思っています。
笑っていたはずなのに、
気づけば会場で一番盛り上がる。
それが越中詩郎のヒップアタックでした。
3 オクラホマスタンピート
価格:8712円 |
これまた忘れてはいけないのが、スティーブ・ウィリアムスの代名詞、
オクラホマスタンピート。
初めて見た時の感想は、
正直に言います。
「いや、めちゃくちゃ大変そう…」
でした。
技の流れとしては、
まず相手を肩に担ぎ上げる。
↓
そのままコーナーポストへ突進。
↓
相手の頭部をガツン。
↓
さらに方向転換。
↓
対角線のコーナーまでまた走る。
↓
もう一発ガツン。
↓
最後はリング中央で豪快なボディプレス。
冷静に考えてください。
重たいレスラーを肩に担いだまま、
リングを往復してるんですよ。
しかも、あの巨体。
今見ると、
「とんでもないフィジカルだな」
と思えるんですが、
当時の私は先に笑ってしまいました。
「いや、運ぶのしんどいやろ!!」
って。
しかも途中で相手も暴れるし、
リングは広いし、
コーナーまで結構距離あるし。
観ているこっちが途中で、
「もうその辺で落としてええやん…」
って気持ちになる。
でも、そこを最後までやり切るのが
ドクター・デスの凄さなんですよね。
スティーブ・ウィリアムスって、
ただパワーがあるだけじゃなく、
“最後まで勢いが落ちない”。
あの技、
普通なら途中で失速しそうなんです。
なのに、
コーナーへ叩きつけるたびに、
むしろ勢いが増していく。
だから見ている側も、
「まだ行くの!?」
「もう一回!?」
「うわ、最後まで行った!」
って、だんだん笑いから興奮に変わっていくんですよね。
そして最後のボディプレスまで入ると、
説得力が凄い。
実際、この技で3カウントを奪う場面を何度も見てきました。
最初は
「大変そうな技だなぁ」
くらいに思っていたのに、
気づけば、
「そりゃ決まるわ…」
に変わっている。
それくらい破壊力と説得力がありました。
そして何より、
あの技は簡単に真似できない。
体力。
脚力。
肩の強さ。
走力。
全部必要。
だからこそ、
オクラホマスタンピートは
スティーブ・ウィリアムスだけの技だった気がします。
他のレスラーがやっても、
“運んでる感”が出ちゃう。
でもウィリアムスは違った。
担いで走る姿そのものが、
もう「暴走機関車」だったんですよね。

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